横振り刺繍職人
石坂こず恵(いしざかこずえ)さんプロフィール

1974年11月24日、群馬県前橋市生まれ。母親が横振りミシン刺繍の内職をしており、背中でおんぶされながら目で耳で背中から伝わる。振動で幼いころから横振りミシンと育った。2007年、叔母に横振りミシン刺繍を教えてもらい、そこから刺繍にのめり込んだ。2008年~2017年まで兄と雑貨屋を経営、刺繍入りのバッグや小物、家紋刺繍等、注文製作を行っていた。2019年から今日に至るまで、名誉ある賞を多数受賞。今年で横振り職人歴16年になり、ますます精力的に活動を続けている。

2019年11月 【第46回知多市市民美術展】「議長賞」

2021年8月  【第19回横浜ZEN展】「在芦屋ギリシャ名誉総領事館賞」

2021年10月 【第73回東京中央美術展】「入選」

2021年11月 【第17回いせさき市民アートフェスティバル】出展

2021年11月 【第13回東京秀彩展】「現代奨励賞」

2021年11月 【第47回東京太陽美術展】「銅賞」

2021年11月 【公募第48回東京日本美術協会展】「入選」

2022年6月  【国際平和美術展】パリにて「出展」

2023年5月  【第1回国際芸術シンポジウム】モンゴルにて出展

2024/3/1 【美と平和の祭典 世界芸術競技in PARIS 2024】出展予定

横振ミシンとの出会い

横振りミシン刺繍を初めて今年(2022年)で15年になります。 きっかけは突然でした。2007年(33歳)の事です。兄から「雑貨屋経営を一緒にやろう」ついでに「母ちゃんが昔やってた横振りミシン刺繍でもしながら店番すればいいじゃん」でした。即答で「ミシン無いし無理」と答えたら、横から母が「かほる叔母ちゃんならまだ持っているかも!」…まんまと在りました。それが始まりです。

母も叔母も、横振り刺繡の仕事をしていましたが、私が小学生の頃には辞めており、懐かしみながら基本的な動かし方を教えてもらいました。しかし母とは喧嘩になってしまい、逆に叔母は何を縫っても「上手だねぇ~」っと褒めてくれるので嬉しくて嬉しくて沢山の刺繍の落書きをしました。「横振り刺繍は自転車と同じでいっぱい乗れば上手になるよ!」と、言われて、毎日車で1時間ほど掛けて叔母の家まで通いました。 殆ど独学で技術を学びながら、翌年(2008年)兄と店を開店させて、横振りミシンを含めて3台のミシンを店に置き(横振りミシン、職業用ミシン、ロックミシン)刺繍入りの布小物やバッグ、注文制作、家紋刺繍等を製作していました。

2016年に結婚を期にお店を閉めて、静岡県、愛知県と引っ越しをしましたがその際もミシン3台を持っていきました。2021年に群馬県に戻り、もう一度本気で横振りミシン刺繍を始めようと思い「福田商店」の門を叩き今に至ります。 受け継ぐ職人は少なくなってしまいましたが、少しでも多くの方に興味を持っていただきたいと思っています。

経歴・受賞歴

2008年8月
雑貨屋Presenter開店

2011年
「月刊情報誌ヴィアン11月号」インタビュー掲載

2012年
「前橋・高崎・桐生素敵な雑貨屋さん」メイツ出版 掲載

2014年
2月「前橋TONTONラジオ」インタビュー
3月「讀賣新聞」(横振り刺繍の伝統受け継ぐ) 掲載
4月「日産サティオ群馬MOtTO」インタビュー掲載

2019年11月24日
【第46回知多市市民美術展】
会場・愛知県知多市市民文化会館
「議長賞」

2021年8月30日
【第一回ZEN展】
会場・横浜市民ギャラリー
「在芦屋ギリシャ名誉総領事館賞」

2021年11月5日〜7日
【第17回いせさき市民アートフェスティバル】
会場・伊勢崎市文化会館
「出展」

2021年10月25日
【第73回中央美術展】
会場・東京都美術館
「入選」

2021年11月17日
【第47回太陽美術展】
会場・東京都美術館
「銅賞」

2021年11月8日
【公募第48回近代日本美術協会展】
会場・東京都美術館
「入選」

2021年11月28日
【第13回秀彩展】
会場・東京都美術館
「現代奨励賞」

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