俵屋宗達 風神雷神図屏風(ふうじんらいじんずびょうぶ) 金箔の美しさを最大限に表現した美術品と言われています。刺繍で光沢を表現するために全体に金糸を散りばめて、何度も縫い込みました。 背景が描かれていない為に奥行きを出すのが難しい作品なので黒い雲のリアル感にも心掛けました。風神雷神の怪しさと怖さ、糸による空間の美しさが伝えられたらと思います。 風神雷神図屏風は2020年東京オリンピック、パラリンピック競技大会の記念硬貨500円の図柄に選ばれました。